2020/12/20(日)にEXA KIDS 2020がオンラインにて開催されました。
新型コロナウイルスの影響により、一度は企画が白紙となったEXA KIDS 2020。
企画を一から作り直し、オンラインで無事開催されることとなりました。
ITキッズコンテストのエントリーが10月からスタートし、11月15日に一次審査オーディションを行い、12月20日のEXA KIDS 2020本番にてITキッズコンテストの最終プレゼンが行われました。
福岡、東京、大阪、愛知など全国から集まった20組のファイナリストが白熱のプレゼンテーションを行い、常に約100名が視聴しコメント欄も大いに盛り上がりを見せました。
ハイレベルなITキッズコンテストのプレゼンテーションを勝ち抜き、最優秀賞を受賞したのは愛知から参加した川口 明莉さん(小4)をリーダーとした8名のチームによる『Online party game! ~思わずミュートを外したくなるゲーム~』でした。
EXA KIDS 2020について
EXA KIDSはNPO法人T-PEZYが運営する全国の小中学生ITキッズを対象としたITキッズコンテストをメインコンテンツとするIT教育イベントです。
第3回目の開催となるEXA KIDS 2020はオンラインでの開催となり、YouTubeなどでライブ配信されました。
オンラインで繰り広げられた白熱のITキッズコンテストプレゼンテーション
使用言語やプラットフォームやツールを限定せず、ITを活用した作品なら「何でもアリ」のコンテストとなっています。
今年のITキッズコンテストのテーマは
「わたしのコミュニケーション」。
コミュニケーションに関する困りごとを解決する作品、新しいコミュニケーションの提案、コミュニケーションとは何かについて考える作品、コミュニケーションの難しさについての作品など、コミュニケーションにまつわる作品であればなんでもOKです。
プレゼン時間は5分、
審査項目は
【何を作ったのか】
【なぜ作ったのか】
【そして未来がどうなるのか】
【(審査員が)おもしろいと思ったか】
【技術力の高さ】
となっており、作品そのものの完成度や技術面だけではなく、そこに込められた自分自身の意図や経験を伝えることも重要な要素となってきます。
また審査員の点数だけでなく、視聴者による投票による加点も行いました。
様々な作品やプレゼンテーション
上位受賞者5組を紹介
準優秀賞
『みんなの目を守るもの』
PCを長時間使用することによる視力の低下を防ぐために、画面への近づきすぎなどに対して警告を発するシステムです。
『もっとキッパリ★つたわるキモチ』
声の大きさでキャラクラーを左右に動かしたり、画面に出てきた文字を声を出して読んだりして得点をかせぎ、プレイしているうちに自然に大きい声を出す練習、自分の意見をはっきり言う練習ができる、というゲームです
『リモート行列』
仮想空間でお店の行列に並ぶことが出来るアプリです。
優秀賞
『BLOCKEY』
ROBLOXというゲームプラットフォーム上で動作するオンラインゲームです。
マイクラのようにオンラインで遊べるゲームとして作ったそうです。
地形の自動生成やデータ保存の軽量化などの工夫をしています。
最優秀賞
チームメンバー:川口明莉(小4)川口聡介(小2)近藤健太(小6)岡本歩武(小6)新濱優一(小5)北川諒(小5)原悠友(小5)たいこうき(小5)
『Online party game! ~思わずミュートを外したくなるゲーム~』
オンラインビデオチャットで集まった時にみんなで一緒に遊べるミニゲーム集です。好きなゲームを選んでオンライン上で一緒に遊べます。
8人のチームで共同開発したゲームが最優秀賞を受賞しました。
コロナ禍のオンラインコミュニケーションにおいてみんなで遊べるようなゲームをみんなで作りました。
チームメンバーはほとんど実際に会ったことの無い人たち、出会うことが出来て、一緒に作品を作ることが出来て良かったです。
川口 明莉
子供達だけでなく大人達もバトル!
子供達だけでなく大人も楽しくICTについて学ぼうという企画としてICT教育者クイズ王選手権を開催しました。教育に関わる様々な方が垣根を超えて交流を行い、とても盛り上がりました。
審査員の方々のEXA KIDS 2020へのコメント
EXA KIDS 3回目の審査員ですが、今年もまたレベルが上がりました!
竹林暁
オンラインになったことにより全国からみなさんが参加できたことがとても良かったです。また「わたしのコミュニケーション」という広いテーマに対してそれぞれが深堀りしていて、真剣に取り組んでくれたことが嬉しいです。
コロナ禍で休校などが多い中、その状況をどう楽しむかどう活用するのかどう遊ぶのか、それを自分たちで考え、どう解決していくのかを形にしていることは素晴らしいことだと思いました。
高瀬駿太
イベント中に友人から「どこにこんな天才な子供達がいたんだ!?」と連絡がありました(笑) これからみなさんはなりたい自分になれると思いますし、良かったら一緒にゲーム業界で働けると良いなと思います。その力を持って世の中の人々の暮らしを豊かにして欲しいです。
松山 洋
楽しんで作る、という力はとても大事だと思っています。みなさんが楽しんで、自分の作ったものに自信を持ってプレゼンを行っていたのが印象に残りました。
三橋優希
EXA KIDS実行委員長からのコメント
本当に良い子供達が育っています!来年以降もEXA KIDS、続いていくかと思うので、みんなのもっともっと凄い作品を見てみたいと思います。
古林 侑樹
視聴者からのコメント
・めちゃくちゃ凄すぎる…
・小中学生のコンテストだよね!?
・腰抜かした
・とてもよく考えられている
・未来に近づいている
・プロが驚くの納得!
・大人達も学べて子ども達の可能性を広げてくれるエクサキッズに感謝です・・!!!!!!!!
・素晴らしいイベント、作品をありがとうございました。関わったすべての人に感謝します。勉強になりました。
・(作品が)これは売れるレベル
・朝からずっと見てるけど全員すごすぎる
・すごすぎて自分の才能っていうか自信がなくなってきたw
・自分の得意を苦手な人のために使えること感動しました
・これ、日本の未来に興味ある人間は絶対に見るべきだな
本当にたくさんの方々にご視聴いただき、コメントや応援もしていただきました。
プレゼンを行った子供達にとっても素晴らしい経験になったのではないでしょうか。
これからもIT/ICT教育を盛り上げ、子供達の活躍を応援していきたいと思います。ありがとうございました!
ITキッズを応援する仲間になりたいという方はぜひNPO法人T-PEZYの会員になれますのでよろしくお願いします。
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