QRコードにも「かわいい」を AIと二人三脚で挑んだ初のアプリ制作/EXA KIDS 2023 インタビュー記事

EXA KIDS 2023 エキスパートコース優秀賞&クラーク記念国際高等学校賞を受賞したしゃるるさんにインタビューを行いました。

【エキスパートコース優秀賞&クラーク記念国際高等学校賞】OPQRコード / しゃるる

▼プレゼンテーションのダイジェスト▼
https://youtube.com/shorts/MWxWqShbWgo?si=NqxaZBV0aT3yEj4P

左:しゃるるさん
インタビュアー:近藤悟 (EXA KIDS 2023 実行委員長)

chatGPTを駆使した制作
感じた可能性と難しさ

しゃるるさんは2年連続のインタビューですね。
受賞おめでとうございます。

よろしくお願いします。ありがとうございます。

まずは受賞の感想をいただけますか?

それはもう、本当にうれしいです。
かわいいものが好きなので、「精一杯かわいくする」を頑張ったら受賞できた、というのが今年の手応えでした。

今年は「かわいさ」発の制作だったんですね。

はい。
「かわいい」に対する執着からでも、それが意欲に変わって、作品完成までいけるんだってことがわかって、自分としてはよかったなと思いました。

今回の作品について、作りはじめたきっかけは何だったんでしょう?

最初は、QRコードを見て、「何か、かわいくないな」と思ったところですかね。
でも、しばらく見てたら「あれ?ドット絵っぽくない?」と思い始めて

ドット絵ってかわいいですよね。それからQRコードについて色々調べたんですね。

はい。絵みたいにできるのかなあ、と考えたり、実際に調べたり。

ちょっとした文字が真ん中に書いてあったり、などはありますよね。
調べてみて、どうでしたか?

アイコン入り、みたいなところまでは見つけたんですけど、そこまででした。
それで、もっと自由にいじれないかなと思って。

OPQRコードで作成したQRコード

最初、調べ始めたのはいつ頃ですか?制作期間はどれくらいだったんでしょう?

4月くらいから調べ始めて、6月には特許の準備をしていましたね。

なかなか早いですね。
今回、一番苦労したのはどのあたりでしたか?
構想の部分か、アプリ化の部分か。

やっぱりアプリ化の部分ですね。
chatGPTをどう活用するかというところが一番難しかった。

なるほど。ある程度知識がないと、質問するのも難しいですよね。

そうなんです。自分の語彙力も足りなかったりして。そのあたりが大変でした。

アプリをつくるのは初めてですか?

そうですね。初めてです。

では、本当にゼロからスタートだったんですね。
最初、chatGPTにどんな質問をしたか覚えてますか?

最初の方は、もう覚えてないですね…
それくらい、今考えたら自分でも「何言ってるんだろう」っていう質問だったと思います。

やりとりを何回も繰り返す中で、しゃるるさん自身も基本的な部分を学んでいく、という感じだったんですね。

本当にそんな感じでした。返ってきた情報をGoogleで調べたりもしながら。
その中でもわからないことが多くて、まあ大変でした。

今回、chatGPTを活用することで完成まで持っていくことができたわけですが、「アプリを作れるようになった」と手応えはありますか?

正直ないですね。
chatGPTに土下座して作ってもらった、みたいな感覚の方が近いです(笑)

AIを使った制作の様子

そうなると、作ったものの修正やメンテナンスなど大変になったりしませんか?
「ちょっと変えたいな」と思ったときなど。

それもchatGPTに聞けば、という感じですね。
今のところはそれでどうにかなってます。

ゼロからchatGPTを活用するというところ、新世代感があります。
chatGPTを使えばプログラミングもできますが、ある程度知識がないと起点となる質問もできないので、「使いこなす」というのもひとつの技術だとよく言われますよね。
しゃるるさんの話にも、通じるものがあります。

そうかもしれません。
「chatGPTでちゃんと完成させられる」のを証明できたことで、これまで「自分がゲームをつくるなんて…」と思っていた人が作ってみるきっかけになればうれしいです。

アニメーションなどを活用して
作品の魅力が伝わる広告を

今回の作品のほかにも、これまでchatGPTを活用して作ったものはありますか?

ここまで頼ってみたのは初めてですね。
普段から、イラストのネタとかは提供してもらってますが。
ここまで高度なことができるとは思ってもなかったので。

なるほど。エクサキッズ以降だと、これ以外につくってみたりしましたか?

いえ、これで特許をとるのが当面の目標なので、本当にこれ一筋でした笑

特許を取ろうと思ったのはどういう経緯ですか?

単純にお金を稼げないかなと(笑)

稼ぐというところで言えば、イベント前後でアプリの売り上げに動きはありましたか?

本番のタイミングではたくさんの人が買ってくれて、かなり売り上げ伸びました(笑)
そこから今は落ち着いてますけど。

GooglePlayでダウンロード

AppStoreでダウンロード

しゃるるさんにとっては、この「稼ぐ」というモチベーションがやっぱり強いんですね。

そうですね。それプラス、「かわいいものを広める」というところでしょうか。

かわいくて稼げるものを作ることができたらベストということですね。

最高ですね。

何か、構想のようなものはあるんですか?
ある意味、何でもつくれることがわかったと思うんですが、その上で、今後踏み出してみたい領域などあれば。

アニメーションに手を出したいと思ってます。
動画編集はある程度できるので、そこにアニメーションの技術を加えたら、色々できそうだなと。
今回のOPQRコードも、アニメーションを使って何かしたい。

いいですね。
今回の作品は、関係者の方の中でも買ったと言う人が多かったです。
改良の選択肢も色々ありそうで、可能性を感じます。

ありがたいです。

今後アップデートの予定はありますか?

色をつけたりしたいですね。

色をつけると、やっぱり読み込みに影響はあるんですか?

彩度によるのかなと。白に近いとそれは読み取りづらい。

何色も使ったらどうなるのか気になりますね。アップデートに期待です。
制作の部分だけではなく、PRの部分なども含めてやっていきたいことなどありますか?

広めていくために、広告を作りたいですね。
OPQRコードのアニメーション広告をつくれば、良さがもっと伝わって、売り上げも伸びるんじゃないかと思っていて。

イベントなどで使ってもらったりなどでも、良い広報になりそうですよね。
IT企業の口コミなど、強そうです。

どうすれば広まるかも、chatGPTに聞いてみようと思います(笑)

他のコンテストに出したりはしていないんですか?
良いPRになりそうですが。

「CREATIVE HACK AWARD 2023」に出して、ソニー賞をもらいました。

すごいですね。おめでとうございます。どんな反応でしたか?

好評でした。メモに一言「素晴らしい」と。

CREATIVE HACK AWARD 2023 プレゼンテーション
CREATIVE HACK AWARD 2023 ウェブサイト

「かわいい」を追求した先で
好きなアニメやゲームに関わりたい

これから将来、どんな活動をしていきたいなど、イメージありますか?

やっぱり「かわいい」を追求していきたい。
世界をどんどん「かわいい」で埋め尽くしたい。

しゃるるさんにとっての「かわいい」は、どういうものなんでしょう?

私はロリータ系が好きですね。私にとっての「かわいい」はロリータです。

なるほど。そこからインスピレーションを得た作品はユニークなものができそうですね。SNSとか、VRとか、色んな領域で活かせそう。

あとは、やっぱり特許をとって、しっかり稼ぎたい(笑)

(笑)
稼いだあと、どうするんですか?

それがきっかけで、企業さんのお仕事とかがたくさんきてくれたらいいなと思うんです。

なるほど。どんな案件でしょう?

好きなアニメの宣伝とか、好きなゲームに関わる案件がきたら、もう最高です。

いいですね。コラボレーションできるきっかけを掴みたいですね。
OPQRコードでそれがいけるのか、はたまた他の作品になるのか。

チャンスを広げる意味で、他のアプリとかも出していきたいです。
chatGPTにお世話になりながら(笑)

AIは活用の仕方でかなり差が出るので、そこを極めるのもひとつですよね。
来年のエクサキッズも期待しております。ありがとうございました。

ありがとうございました。

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