「いつか自分もやってみたい」 “楽しい”の先に広がる世界

【出場者インタビューvol.4】エキスパートコースファイナリスト 新井里花さん

EXA KIDS 2018
エキスパートコースファイナリスト

新井里花さん/中学3年生

中学1年生の夏、プログラミング教室に通い始めたのを機に、ゲーム制作やキャラクター制作に魅せられた新井りかさん。「EXA KIDS(エクサキッズ)2018」ではエキスパートコースの最終選考に残り、ステージでプレゼンを披露しました。大会出場を機にどんな変化が起きたのか。当時を振り返りながら語っていただきました。

コンテストに向けて
初めてつくったオリジナル作品

最初にプログラミング教室の先生から「ITコンテストがあるよ」と教えてもらったときは「どんなことをするんだろう」とよく分かりませんでした。でも、プログラミングは自由に作れるのが楽しくて「魔女のイジワル血液型占い」というゲームをつくったんです。

思いついたきっかけはネットの情報で「血液型占いは心理学を使っている」と知ったから。なんだか楽しそうだなって思ったんです。普通じゃつまらないから「血液型占いだと思っていたのに最後にはだまされる」というオチにしました。「怪文書ジェネレーター」で作った文字を上下に動かしながら近づけたり、血液型占いなのに最後はイジワルな結末が待っていたりと見ている人が驚くような仕掛けをつくるのが面白かったです。

 

「忍耐力が足りない自分」が
楽しく続けられる理由

つくり始めたのが遅かったからコンテストの応募締切まであんまり時間がなくて、直前までかかっていました。できあがったものを見せると先生が「クオリティが高い!」と褒めてくれたんです。一次審査の結果は教室にいるときに先生がスマホで見せてくれて。まさか受かると思ってなかったのでびっくりしました。

私は勉強や運動をしていて「きついな~」と思ったらすぐにやめたくなるので、自分では集中力や忍耐力が足りないと思っているんです。でも、プログラミングだけはずっと続いています。自分で好きなものをつくれるのも楽しいし、教室で先生や友達と話すのが楽しいから続いているのかな。

 

好きなキャラを自由自在に
アニメ制作をいつか自分も

昨年は「EXA KIDS」がなかったら「もうやらないのかな」と思っていたんですが、今年はやると聞いて作品づくりを始めました。最終選考まで行けたら、今年はプレゼンを頑張りたい。前回はプレゼンの資料づくりがあんまり間に合っていなかったから、今回はもっと準備をしたいなと思っています。

大会が終わって受験勉強が始まったらプログラミング教室は少しお休みしようと思っています。でも、高校生になったらまた始めたい。もっとプログラミングができるようになって、やってみたいことがあるんです。それはゲームのキャラクターを描いてアニメーションで動かすこと。スプラトゥーンのキャラクターが動いたりしゃべったりする動画をよく見ているんですが、こういうことができたらすごく楽しそうだなって。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA