オンラインがつなげる、国と国を超えた出会い バングラディシュからの挑戦者 /EXA KIDS 2021 インタビュー記事

今回、「EXA KIDS」史上初の海外受賞者となったイーサくん。2年前、コロナの流行に伴い「EXA KIDS」がオンライン開催に踏み切ったことで可能になった、バングラディシュからの参加です。日本のコンテストに出場することはイーサくんにとってどのような経験になったのか、話を伺いました。

国外、しかも初めての大会!不安と勇気の出場

ー今回、日本の大会である「EXA KIDS 2021」をどうやって知りましたか?

僕が通っているプログラミング教室の先生が教えてくれたんです。話を聞いて興味が出たし、オンライン開催だから日本にいなくても参加できるので、出場しようと決めました。

ー国外のコンテストということで、緊張しましたか?

実は、国外からというだけでなく、そもそもコンテストに出場すること自体が初めてだったんです。だからもう、とにかく心配でした。もしプレゼンがうまくいかなかったらどうしよう、作品が動かなかったらどうしよう、って。プレゼンが上手くできて、安心しました。

受賞の喜びと安心
二言目に口にしたのは、周囲への感謝

ー準優秀賞を受賞したときの感想はどうでしたか?

本当に、本当に嬉しかったです!「EXA KIDS 2021」で、海外から出場する僕のことをサポートしてくれたみなさん、そして、僕の作品を選んでくれたみなさんにすごく感謝しています。

ー受賞した後、周囲からの反響はありましたか?

受賞するまでは、コンテストに関して教室の友達に特に何も言ってなかったんです。良い結果が出なかったらみんなを失望させてしまうかも、と思って。でも準優秀賞を受賞して、ようやく今回の僕の作品について友達と話しました。

日本の選手を知る
バングラディシュで学んだから気づけたこと

ー日本でのコンテスト、「EXA KIDS 2021」を終えての感想はどうでしたか?

他の選手のプレゼンを見るのがすごく面白かったです。自分の発表も大事だけど、他の作品を見るのもとても勉強になりました。日本の選手が作るゲームには、いろんなタイプのゲームエンジンが使われていて、新しい技術を積極的に使っている点が僕の国とは違うな、と感じました。この経験は、今後のゲームづくりに活かしていきたいです。

ー来年の出場も考えていますか?

はい、来年もオンラインの参加が可能であれば!順位や賞は関係なく、参加できたらそれだけで嬉しいです。

(取材・編集:安藤 弥樹)


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